#211 トヨタ、GM抜き世界一・世界自動車販売
トヨタが世界一になったのに、何故 日経新聞は報道しないのでしょうか?
Toyota overtakes GM in global vehicle sales
トヨタ、GM抜き世界一・世界自動車販売
ヒント:pull ahead of ~の前に出る → ~を抜く
Financial Times
7/23/2008
http://www.ft.com/cms/s/0/026247dc-58d6-11dd-a093-000077b07658.html
☆ 訳例 ☆
トヨタは2008年上半期の世界自動車販売でGMを抜き、誰もが認める世界一の自動車メーカーとなる可能性が高まってきた。
☆ 単語の確認 ☆
pull (well) ahead of ~、~の前に出る。→ ~を抜く
訳例では省略しましたが、挿入された"well"は、トヨタはGMを"文句なく、完全に"抜いたことを説明しています。
vehicle 自動車
undisputed 誰もが認める
dispute は、議論する。un~は、~と反対。だから、undisputedは、議論していない状態 → 議論の余地なし → 誰もが認める。
put A B AをBの状態にする (ツボ↓参照)
on track 達成しそうで
trackはもともと"足跡" onは"~の上に"
だから、on trackは、ゴールに向かって足跡の上をたどっていって必ずたどり着くイメージ → すなわち必ず"達成しそうな状態"
→ put it on track to become ~
直訳:(トヨタがGMを抜いたことが、トヨタを) 誰もが認める世界一の自動車メーカーになることが達成しそうな状態にする
↓分かり易く整理すると↓
整理後:(トヨタがGMを抜いたことで、トヨタが) 誰もが認める世界一の自動車メーカーとなる可能性が高まる
☆ 今日のツボ:分詞構文の使い方 ☆
分詞構文(~,~ing)は2つの文を1つに簡潔にまとめる方法としてよく使われます。意味上の主語に注意しましょう。
A. Toyota pulled well ahead of General Motors in global vehicle sales in the first half of 2008
トヨタは2008年上半期の世界自動車販売でGMを抜き、
B. , putting it on track to become the world’s undisputed number-one carmaker.
誰もが認める世界一の自動車メーカーとなる可能性が高まってきた。
意味上の主語は、A全体(トヨタがGMを抜いたこと)です。簡単に書くと、記事は以下のように構成されています。
原因:トヨタがGMを抜いたこと
↓
結果:世界一の自動車メーカーとなる可能性が高まってきた
(注) 英文記事の分詞構文は、今日のように先行する文の内容を受けるパターンと、記事の背景などの付帯状況の説明の2種類のパターンが殆ど。パターンを覚えれば楽勝で理解できます。
■◇ 編集後記 ■◇
日本の自動車販売は頭打ちなので、トヨタは成長余地のある世界で戦っているのです。その結果、世界一。
最近驚いたのは、東京海上が米損保を買収することやヤマダ電機の中国進出。
世界に出ていかない企業や個人はやがて負け組という予感がします。

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